重要なお知らせ

人間ドック

人間ドックで何がわかるの?

早期発見から早期治療へ

「元気だったひとがある日突然たおれた。」
こんな話を耳にすることはありませんか? 「一見、元気そう」でも、じつは見えない病気が潜んでいることがあります。

医療には「予防医学」と「治療医学」がありますが、現在注目されているのは「予防医学」です。糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病は、かなり進行しないと自覚症状がありません。しかし、これらの病気も早期にその芽をみつけて、治療を始めれば、治癒させることもできます。そのために必要なのが、人間ドックです。人間ドックは、その病気をいち早く発見できるのです。

健康診断と人間ドックの違い

健康診断と人間ドックの違い

会社に勤めている人は労働安全衛生法に基づいて年に1回定期健康診断が義務付けられています。
主婦や自営業の方には高齢者の医療の確保に関する法律に基づいて、自治体等保険者が主催する健康診査を受けることができます。
これらの健診は内容が限られていますので、体全体をチェックするには限界があります。

人間ドックの必要性

病気はある程度進行しないと自覚症状が現れません。人間ドックは詳しい検査を多項目にわたり行い、多くの病気の早期発見に効果があります。病状の経過を見たり、今後の治療の方針を決めたりするのに役立ちます。合併症を発症していないかもわかります。また、健診で異常がない人も、人間ドックで異常が見つかることがあります。
これまで受けたことのない方も、ぜひ人間ドックを受診して病気の早期発見をして頂きたいと思います。

人間ドック料金・検査内容

人間ドックオプション

人間ドックにはさまざまなオプションをご用意しております。

肺CT

肺の病気を発見するドックです。
日本人死亡原因の1位はがんです。その中で最も多いがんが肺がんです。
肺がんは病気がある程度進行しないと症状が現れてこないため、気がついてからでは既に手遅れ、または治療困難な状態というケースが少なくありません。
胸部X線検査だけでは見つかりにくいとされている疾患も、当センターにあるマルチスライスCT(胸部)を使用することで、直径数ミリの小さい病変までも描出し病巣の早期発見が可能となり肺がんの他、肺気腫、炎症、肺以外の病変などの診断も可能となります。

肺がんは、部位別がん死亡の第1位。がんで死亡する人の約2割を占めています。

下記に該当する方に肺ドックをオススメします。

喫煙、喫煙指数:400以上(喫煙指数=1日の喫煙本数×喫煙年数)

身近にタバコを吸う人がいる、年齢が50歳以上、息苦しさ、発熱、アスベストの吸引歴がある、血縁者に肺がんの人がいる、咳・痰(特に血痰)が続く、深呼吸すると胸が痛い。

脳ドック

脳の病気を発見するドックです。
症状が現れていない方を対象とし、脳や脳血管の状態を詳しく検査し、脳の病気、危険因子を発見します。脳の病気は突然発症し、一瞬のうちに命を奪ったり、言語障害や麻痺といった重度の後遺症を残すことが少なくありません。MRI、MRAを使用した脳ドックの検査は、特に症状が見られないまま進行する脳の病気の発見に優れた成果をあげています。高血圧や糖尿病、脂質異常症などの危険因子がある方は定期的に脳ドックを受けることをおすすめします。

アルツハイマー型認知症のスクリーニング画像解析(VSRAD)の追加も可能です。

下記に該当する方に脳ドックをオススメします。

脳血管疾患の危険因子

高血症、肥満、不整脈・心疾患、年齢が60歳以上、糖尿病、喫煙、脳血管疾患家系、経口避妊薬の服用、脂質異常症、過度な飲酒、ストレスが多い、物忘れなど

脳ドック料金・検査内容

心臓ドック

心臓の病気を発見するドックです。
「働き盛りの方の突然死」は狭心症や心筋梗塞などにより引き起こされます。この突然死には動脈硬化が深く関係しており、心電図検査だけでは異常の発見が難しいといわれています。
また、心筋梗塞発症の2~3割の方は前兆が全くないまま死に至ることもあります。心疾患へ結びつく冠動脈の石灰化をマルチスライスCT(心臓)により発見していきます。 動脈硬化の危険因子がある方や血縁者に心疾患の方がいる方は、心臓ドックを受けることをおすすめします。

心疾患は死亡原因の第2位
日本における死亡原因の第1位は悪性新生物ともよばれる「がん」です。「がん」に次いで多いのが心疾患なのです。

下記に該当する方に心臓ドックをオススメします。

心疾患の危険因子

高血圧、喫煙、脂質異常症、肥満、糖尿病、高尿酸血症、ストレス、運動不足、過度の飲酒など

心臓ドック料金・検査内容

人間ドック・健康診断