成長期のスポーツ障がい

受付終了

〈開催日時〉 14:00~16:00

講師:松本 直也(池上総合病院 理学療法士)

会場

大田区民ホールアプリコ・小ホール

「ケガをしたらみなさんどうしていますか?」自己流で対処する、とりあえず休む、できる範囲で競技を続ける、病院へ行くなど対応は様々あると思います。そこには重症化のリスクがある場合が隠れていたりします。特に成長期のスポーツ障がいは心配な点が多いのではないでしょうか。今回は、日本スポーツ協会認定アスレテッィクトレーナーでもある当院の松本理学療法士による講演を行いました。

成長期は骨の形成が活発に行われ、同時にもっとも運動やスポーツを行う機会が多い時期です。それらが一種の要因となり引き起こされているケガが多いのが特徴です。今回は特に外傷からくるものよりもリハビリの観点もふまえ、予防や再発予防ができるものに焦点を当てました。「肉離れ」「シンスプリント」「腰椎分離症」「オスグッド/膝蓋腱炎」「その他のケガ」に分け、その症状や筋肉のメカニズムと原因、応急処置の方法や予防方法、再発予防のためのトレーニング方法などを詳しく説明しました。

スポーツのケガや痛みにはほぼ必ず原因があります。その原因を探らずに、少し休んだとしてもまた繰り返してしまいます。ケガや痛みの正体を明らかにして原因を改善し、正しいリハビリテーションを行うこと大切です。それが早期の競技復帰や再発予防にもつながりますので、ぜひご相談ください。今回もたくさんの方にお越し頂きお礼申し上げます。

公開講座動画

開催予定の公開講座

過去に開催した公開講座イベント