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〈開催日時〉 11:00~12:00
「水虫」とは、一般的な通称であり、足白癬のことを言います。今回はこの白癬についてスポットを当て、部位ごとや検査方法・治療方法について、皮膚科医師による講演を行いました。
真菌とはカビの仲間のことで、その真菌により皮ふに症状を生じるものの総称を真菌症と言います。角質(皮ふの表面)、毛、爪、粘膜などの表面にできるものを“表在性”真菌症と言い、白癬はここに分類されます。
感染する部位によって呼び名が異なり、足白癬(水虫)、爪白癬(つめ水虫)、頭部白癬(しらくも)、体部白癬(たむし)、陰部(いんきん)などがあります。それぞれの特徴や検査方法、治療方法からぬり薬と飲み薬の使いわけ、生活注意点や糖尿病との関係性についてもお話ししました。
水虫かも、と自己判断で水虫薬を塗ってかぶれることもありますので、皮がめくれる・爪が白くなる・かゆみがあるなどの症状があれば、早めに皮ふ科への受診をおすすめします。今回もたくさんの方にお越し頂きお礼申し上げます。