受付終了
〈開催日時〉 11:00~12:00
「インフルエンザ」は「風邪」の一種、と思っている方は多いのではないでしょうか。「インフルエンザ」は風邪ではありません。今回は去年に引き続き、ICD(インフェクションコントロールドクター)でもある、小児科科長の辻医師による講演を行いました。
この冬のインフルエンザの流行は、過去2番目に早いと言われています。その年によって流行するタイプは異なり、どのタイプのインフルエンザが流行するかは予想できません。インフルエンザワクチンは4つのタイプのインフルエンザをカバーします。すなわち、その年に1度インフルエンザにかかっても2度3度かかる可能性があるのです。そして、1人インフルエンザにかかると3人にうつすと言われ、感染を防ぐには“うつさない”が大事なのはもちろんのこと、“うつらない”ためにも普段からの体力作りが大切です。ワクチン接種の効果は、発症予防と重症化予防ですが、かかってしまった場合についても、薬の種類や飲み方、解熱後の注意点等のお話をしました。
「インフルエンザはむやみに恐れず正しく恐れる」ことが大事です。当院でもまだインフルエンザワクチンの在庫はございますので、予防接種をおすすめしております。今回もたくさんの方にお越し頂きお礼申し上げます。