6月6日(金)田園調布消防署でおこなわれました「救急活動効果確認」に、普段救急隊からの受け入れを行っている当院ERの看護師さんも同行し、行ってきました。
「救急活動効果確認」とは増大する救急需要に対して日々勉強し、訓練をされている救急隊の訓練の成果を審査会形式で実施するものです。
今年度は、
・57歳の男性がパソコンをしていたら呂律が回らなくなり弟さんが救急要請。
・救急隊が到着し脳卒中Aと判定し病院へ搬送しようとしたところ患者さんが急変。
・心肺蘇生や医師に確認し点滴を行い、救命センターに搬送先を変更する。
という設定で、訓練とわかっていながらも緊張感のあるものでした。
どんな状況化でも冷静に対応し、家族にも報告をしながら隊が一丸となって患者さんに取り組む姿勢を間近で拝見し、普段の救急隊のお仕事の大変さを改めて感じました。
同行した看護師さんも「圧巻、凄い‼」の一言。
「あの状況の中で患者さんやご家族から情報を聞き出すのは難しいと思いました。また患者さんが急変した時の訓練は病院でも行うと良いと思いました。早速先生に相談してみようと思います」と感想を述べていました。
今年の夏も暑くなるそうです。熱中症になって救急隊のお世話にならないよう自己管理に励みましょう‼