みなさん、キャノンメディカルシステムズが主催する「画論The Best Image」をご存じですか?

CTMR、超音波などの画像診断技術において、臨床的価値の高い優れた画像を競い表彰する1993年から続く国内有数のコンテストです。

「画像診断技術の発展と医療への貢献に役立つ画像」としてユーザー間で共有し、さらなる質の向上医療への貢献を目指しています。

「画論33th The Best Image」には403件の応募があり、その中から40件の上位入賞施設が最終審査に進みました。

そして、このコンテストの心臓部門🫀において、当院、生理検査室 山口史也さん優秀賞を受賞しました❗🎖️

山口さんは「経胸壁心エコー図検査で描出し得た左心耳内血栓の一例」と題して、経胸壁心エコー図検査だけで左心耳内血栓を診断できた症例を発表しました📄

通常、診断には経食道心エコー図検査がゴールドスタンダードとされますが、患者さんにとっては侵襲が大きい検査になります。一方、経胸壁心エコー図検査非侵襲的で日常診療に広く用いられ、初期評価としては重要な役割を担っていますが、解剖学的に左心耳の抽出は困難とされています。

今回、直接的な診断に限界はあるものの、撮影条件などが良好であれば血栓の存在を強く指摘できることを報告しました。

左心耳内血栓を見逃さないためには、左房拡大、もやもやエコーなどの所見を丁寧に評価し、血栓を疑う像があれば画像加工などを施し、さらに再現性を上げることが必要だそうです。

今回の論文は『超音波診断増刊号』に掲載されています📖