「検体検査」とは、患者さまから採取した血液、尿、便、細胞などを調べることをいいます。
血液中の化学成分を調べる生化学検査、血液の細胞成分を調べる血液検査、血液以外の検体(尿、便など)を調べる一般検査などさまざまな検査を行っています。
各診療科の診断、治療に必要な検査を24時間体制で対応しています。
検査室では緊急性のある検査を主に行っており、緊急性のない検査や特殊検査は外部の検査機関に委託しています。委託検査に関しては結果が出るまでに1週間以上かかるものもあります。
「生理機能検査」とは、心電図や脳波など患者さまの身体を直接調べる検査のことをいいます。
心臓から発生する弱い電流を、体の表面(手首、足首、胸)に電極を取り付け記録する検査です。
検査時間は準備時間を含め5分程度です。
胸に5つの電極を取り付け24時間心電図を記録する検査です。一日間の心電図の変化を捉えることが出来ます。
体に機械を取り付けている間は激しい運動や入浴は控えていただきます。
この検査は予約制の検査で、機械装着と取り外しのために2日続けてご来院いただきます。
装着時間は15~20分程度、取り外しは5分程度要します。
予約 月曜日~金曜日(時間 要相談)
安静時と運動時の心電図の変化を調べる検査です。
胸に10個の電極を付け、更に腕に血圧計を巻いて速さと傾斜の変化するベルトの上を歩いて運動していただきます。
この検査は循環器の医師の立会いのもと行う検査で、予約制の検査です。
検査時間は準備時間を含め30~40分程度です。
予約 毎週火曜日午後
両手足に血圧計を付け、胸に心臓の音をひろうマイク、手首に心電図の電極を付け、足の動脈硬化(血管のつまり、血管の硬さ)を調べる検査です。
検査時間は10~15分程度です。
心臓、腹部、乳腺、甲状腺、頚動脈など様々な部分を超音波を使用して様子を画像にする検査です。
体の表面にゼリーをぬり、しゃもじやヘラ状の機械(探触子)を体に当て検査をします。
検査する場所(臓器)によって、お食事を控えていただいたり、膀胱に尿をためていただく場合があります。
検査時間は検査する場所によって異なりますが、20~30分程度です。
肺の大きさや、気管の広さを調べる検査です。
鼻栓をした状態で、筒状のマウスピースを咥えて、「吐けない」「吸えない」という状態まで大きな呼吸をしていただく検査です。
検査時間は10~15分程度です。
額や頭の表面に20個前後の電極を取り付け、脳より発生する弱い電流を記録する検査です。
電極を付ける場所をアルコール綿で拭き取りクリームを塗っていきます。
検査後、額のお化粧が取れたり、髪が乱れることがあります。ご了承下さい。
この検査は予約検査となります。
検査時間は60~90分程度です。
予約 月曜日~金曜日 午後
耳にヘッドホンを掛け、どの音まで聞こえるかを調べる検査です。
防音室にて検査を行います。
検査時間は10~15分程度です。
耳の穴に耳栓をし弱い圧力をかけ、耳の中にある鼓膜の動きを調べる検査です。
検査時間は2~3分程度です。
職名 | 氏名 |
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検査室長 | 高橋 律子 |